ヤマハ UF33-S/D(前期モデル)

掲載艇は1992年モデルのヤマハUF33-S/D(前期モデル)は、流線型でスタイリッシュでセンターキャビン、ウオークアラウンドで見た目の恰好良さが目に付きます。
機能的には過不足無く、33FTですので本格的な釣りからレジャークルージングまで気軽に使える中型マルチフィッシングボートです。
掲載艇のエンジンはボルボ製AD41P-A (初期にAD41B搭載モデルも有り)定格出力150馬力MAXパワー200馬力が搭載されています。
このAD41エンジンには、大きく別けると前期AD41A・中期AD41B・後期AD41Pが有り、見た目や出力は余り変わりませんが、冷却系・ピストン燃焼室形状等が改良変更され耐久性や出力特性等がアップしていると聞いています。
ただし、UF28-S/Dと同じ機関ですので、艇サイズから見るとどうしても非力感が否めません。
しかしドライブ艇より取り回し性は良好ですので、慣れの問題ですがシャフト艇より操船は楽かもしれないと思います。
また、同サイズのインボード シャフト艇より、燃費等のランニングコストの事を考えると、魅力があると思います。
船舶検査証記載寸法は全長9.71m全幅2.59m 燃料タンク容量200Lでエンジンです。
ドライブもボルボ製DP(デュオプロ2枚ペラ)ですので、係留保管艇は日頃のドライブ廻りのメンテナンスは重要です。
掲載艇は後部デッキでも操船が出来る2スーテーション仕様、GPS魚探、レーダー、ロッドホルダー、イケス等のほぼフル装備ですので充実しており、ファミリーからベテランアングラーまで過不足無いと思います。

購入検討される場合のワンポイント注意、 UF33-S/Dの前期&中期モデルは使われ方がピンキリより程度の良し悪しが顕著ですので、安価な艇には何かしらの問題が有る事が多い様です。
特に相応に年式が経っていますので、特に係留歴が長い個体は機関系を中心に状態確認が必要です。
ボルボ製ADシリーズは、部品入手が困難なケースが出て来ている様で、有っても部品価格も上昇している様ですので、注意が必要な様です。
購入時、試乗し状態確認する事をお勧めします。
このサイズですと、どうしても係留場所の兼ね合いからシャフト艇の方が人気が高くドライブ艇は安価で購入可能かと思います。
また購入後に遠方移送運搬時は、トラックに載せるギリギリのサイズ(運送会社のトラック荷台形状で乗らない場合も有り)です。
これ以上のサイズは、基本的にトレーラー運送となると思われ運送費が高額になると思います。

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この記事を書いた人

中古艇、中古ボート、プレジャーボート、業務艇、遊漁船等の個人売買サイト、船ネットドットコムの創業者です。
会社運営からは引退しましたが、サイト所有者として現在も多少関わっています。
本サイトは、過去に船ネットに掲載された艇の情報を基に再編して、メーカー艇を中心にボート図鑑を作成しています。
また、マリン関連だけで無く、キャンピングカー等、個人的に興味が有る事も発信して行きます。
経験則のみで勝手気ままに発信致しますので、勘違い、誤認、思い込みのまま、間違いを発信する事も有るかと思いますので、皆様の寛大心にて悪しからずお許し下さいます様、お願い致します!
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