ヤマハ SC30Ⅱ -S/D

掲載艇は2011年モデルのヤマハSC30Ⅱ-S/DはFB(フライブリッジ)を備えたエンジン2機掛けのドライブ艇です。
中型クルーザーの中でも大きい部類ですので、外洋でのトローリングから多人数でのクルージング迄、スポーツフィッシャーとサロンクルーザーとしてマルチに使う事が出来ます。
キャビン内のバウバースもオーナーズルームとして、船中泊も2名は余裕で可能です。
ミッドバースには右舷側キッチン、左舷側にトイレルームと大型クルーザーと遜色有りません。
メインキャビンも広く、ロアステーションでの操船、大型ソファー・マリンエアコンとサロンクルーザーとして過不足有りません。
ジョイスティックコントロールシステムが装備されており、スティックタイプのレバー操作により、ドライブユニットのシフト、スロットル、向きを統合制御し、スラスターなどの補助動力を用いずに低速での全方位移動を実現したシステムです。
FBにおいてのもキャプテン以外に5名程度は登れますので、快適なクルージングも楽しめます。
エンジンは、ボルボ製D3-220ピエゾンインジェクター式コモンレールエンジンです。
燃料の高圧噴射化により、軽量でありながら220馬力の出力を発生し、船の加速性、速力性能および燃費性能の向上に寄与しており、優れた動力性能や環境性能を実現したエンジンです。
船舶検査証記載寸法は、全長8.78m 全幅3.14m カタログ寸法は実長9.78m 実幅3.2m 燃料タンク容量は510L 清水タンク容量は107Lです。
マリンエアコンが搭載されていますので、サロンクルーザーとしてファミリーでも十二分楽しめます。
購入検討される場合のワンポイント注意、高年式に分類されるこのクラスの艇は、中古艇市場には出て来る事が少なく、装備内容も充実している艇は、値頃感も有りまずまず人気は有ります。
しかしこのサイズですと、どうしても係留場所の兼ね合いからシャフト艇の方が人気が高い思います。
シャフト艇の様に常時係留保管というよりは、メンテナンス的にも上架保管が前提になると思いますので、係留艇は十分各部の点検/試乗等を注意深くする事をお勧めします。
また、このサイズは保管場所を移動する場合、必ず回航作業が伴いますので輸送費用や事前メンテナンス費・燃料代はそれなりに掛かるります。

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この記事を書いた人

中古艇、中古ボート、プレジャーボート、業務艇、遊漁船等の個人売買サイト、船ネットドットコムの創業者です。
会社運営からは引退しましたが、サイト所有者として現在も多少関わっています。
本サイトは、過去に船ネットに掲載された艇の情報を基に再編して、メーカー艇を中心にボート図鑑を作成しています。
また、マリン関連だけで無く、キャンピングカー等、個人的に興味が有る事も発信して行きます。
経験則のみで勝手気ままに発信致しますので、勘違い、誤認、思い込みのまま、間違いを発信する事も有るかと思いますので、皆様の寛大心にて悪しからずお許し下さいます様、お願い致します!
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