掲載艇は1988年モデルのPC30ディーゼル2機掛けドライブ艇です。
バブル期から平成初期のヤマハを代表するパシフィッククルーザーとして名を馳せた名艇のPCシリーズの初期時代モデルになります。
名前に恥じない装備と走破性が高い未だに現役で有名マリーナには1艇は有るかと思います。
クルージングからフィッシング(トローリング)、マリンアクティビティ等に過不足無く使用できる汎用性が高く、船内も広く充実し個室トイレやギャレーも有り、マリーナステー(船中泊)も可能です。
ロアステーション(船内運転席)も見通し良く操船出来ます。
FB(フライングブリッジ)での操船は見晴らしも良く、ベンチシートに2~3名着座出来ます。
後部デッキも広く、シンクやイケスも装備されています。
エンジンはボルボ製AQAD41AにドライブDP/A 定格150馬力 MAX120馬力を発揮します。
船舶検査証記載寸法は、全長8.14m 全幅3.2m 燃料タンク容量は500Lです。
デッキシンクやギャレーの清水タンクはポリタンクサイズです。
最近は、上架保管されている程度の良い艇が少なくなっており、エンジンやドライブ等もオリジナルから載せ替えされている艇も多くなって来ています。
また、エンジンは最初期はAQAD40やマーキュリー製V8ガソリンエンジンを搭載されたモデルも有ります。
どのエンジンを選択するにしても、昨今は補給部品の欠品も多くなって来ておりますので、メンテナンスには苦労が伴う可能性が有ります。
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