掲載艇は1989年モデルのPC26-Ⅱ ディーゼル2機掛けドライブ艇です。
バブル期から平成初期のヤマハを代表するパシフィッククルーザーとして名を馳せた名艇のPCシリーズの一番小さなモデルになりますが、名前に恥じない装備と走破性が高い未だに現役で有名マリーナには1艇は有るかと思います。
クルージングからフィッシング(トローリング)、マリンアクティビティ等に過不足無く使用できる汎用性が高く、船内も広く充実し個室トイレや簡易ギャレーも有り、マリーナステー(船中泊)も可能です。
ロアステーション(船内運転席)も見通し良く操船出来ます。
FB(フライングブリッジ)での操船は見晴らしも良く、ベンチシートに2~3名着座出来ます。
後部デッキも広く、シンクやイケスも装備されています。
エンジンはボルボ製AQAD31AにドライブDP/A 定格105馬力 MAX130馬力を発揮します。
船舶検査証記載寸法は、全長7.11m 全幅2.87m カタログ寸法は実長9.14m 燃料タンク容量は380Lです。
デッキシンクや簡易ギャレーの清水タンクはポリタンクサイズです。
最近は、上架保管されている程度の良い艇が少なくなっており、エンジンやドライブ等もオリジナルから載せ替えされている艇も多くなって来ています。
また、マーキュリー製やボルボ製のガソリンエンジンを搭載されたモデルも有ります。
どのエンジンを選択するにしても、昨今は補給部品の欠品も多くなって来ておりますので、メンテナンスには苦労が伴う可能性が有ります。
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