掲載艇のヤマハFR25には、エンジンがオリジナルは2スト175馬力の船外機タイプと、取材艇のV8ガソリン5.7L 210馬力ドライブタイプの2種類のエンジン設定が有ります。
バブル期から平成初期のヤマハを代表するクルーザーとして名を馳せた名艇のFRシリーズの中核モデルです。
船外機タイプが係留に適している関係より、当時は売れ筋で現在も名前に恥じない装備と走破性が高く、未だに現役で有名マリーナには1艇は有るかと思います。
クルージングからフィッシング、マリンアクティビティ等に過不足無く使用できる汎用性が高く、船内も広く充実し個室トイレや広いバウバースはマリーナステー(船中泊)も可能です。
キャビンは後部ドア付きのオプション設定や、ハードトップキャビンでは無いオープントップ仕様等も有りますが、殆どが掲載艇の様なハードトップ仕様となるかと思います。
後部デッキも広く、3~4名の竿出しは出来てデッキシャワーや大きなイケスも装備されています。
エンジンはボルボ製AQ271にドライブはDP MAX270馬力を発揮します。
船舶検査証記載寸法は、全長6.79m 全幅2.57m 燃料タンク容量は200Lです。
最近は上架保管されている程度の良い艇が少なくなっており、船外機タイプは2ストから4ストエンジンに、ドライブタイプもディーゼルエンジン等への載せ替えされている艇も多くなって来ています。
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