掲載艇の1993年モデルのヤマハPC31は、FB(フライブリッジ)を備えたエンジン2機掛けのドライブ艇です。
PCシリーズのドライブ艇の中で最も大きい部類ですので、外洋でのトローリングから多人数でのクルージング迄、スポーツフィッシャーとサロンクルーザーとしてマルチに使う事が出来ます。
キャビン内のバウバースは、2名は横になる事が可能です。
ミッドバースには左舷側キッチン、右舷側にトイレルームとなります。
メインキャビンも広く、ロアステーションでの操船、大型ソファーと過不足無い装備がされています。
FBにおいてのもキャプテンシートの後方に3名程度が座れるシートが装備され、4名は登れますので、快適なクルージングも楽しめます。
アフトデッキも広くトローリングだけでなく、いろいろなアクテビティや船上パーティー等が楽しめます。
エンジンは、ヤマハ製6TA(SX420KSH)が2機搭載されており、定格230馬力 MAX240馬力を発生します。
船舶検査証記載寸法は、全長9.31m 全幅3.12m 燃料タンク容量は700Lです。
このクラスの艇は、中古艇市場には出て来る事が少なく、装備内容も充実している艇は、値頃感も有りまずまず人気は有ります。
しかしこのサイズですと、どうしても係留場所の兼ね合いからシャフト艇の方が人気が高い思います。
シャフト艇の様に常時係留保管というよりは、メンテナンス的にも上架保管が前提になると思いますので、係留艇は十分各部の点検/試乗等を注意深くする事をお勧めします。
また、このサイズは保管場所を移動する場合、必ず回航作業が伴いますので輸送費用や事前メンテナンス費・燃料代はそれなりに掛かるります。
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