1992年モデルのヤマハFR34-Ⅱは、FR34の後期モデル(ディーゼル&シャフト艇)です。
ヤマハのFRシリーズ中でも珍しいフライングブリッジ(FB)を持ち、セミウォークアラウンドでフィッシングにも対応しているマルチクルーザーです。
ヤマハは他にも同じコンセプトのモデルが有りますが、34フィートの大きさでシャフト艇というモデルは希少で、未だに根強いファンがいる1艇で人気です。
波切が良くクルージングボートとして外観はスタイリッシュでキャビン内も広く、FB(フライングブリッジ)・船内操船(ロアステーション)・アフトデッキ(後部)でもリモコン&スロットルでの操作で操船が出来る3ステーションになります。
FB(フライングブリッジ)には、キャプテンシート&パッセンジャーシートの2名が上がれます。
運転席は見晴らしも良く、メーター類やスイッチ関係も視認性&操作性とも良好です。
後部デッキでは3~4人での釣り、トローリングも出来るスペースがも有り、トランサムステップも有り、マリンアクティビティが楽しめると思います。
スライド扉からキャビン内に入室出来て、 左舷側に大型ソファー・右舷側の後部に簡易ギャレーにロアステーション(船内運転席)となります。
バウ(船首)バースには2人程が横になってくつろげるスペースが有ります。
キャビン内には、多くのガラス面があるためキャビン内は明るい印象です。
階段を降りた右舷側には個室トイレとなっており女性や子供が乗船しても安心です。
標準でエアコンや発電機等の装備は有りませんが、ポータブル発電機や最近流行りの大容量ポータブルリチウムイオンバッテリー等を持ち込めば、家庭用エアコン等も稼働出来ますので、クルージング・フィッシング・マリンスポーツ・マリーナスティなど幅広く楽しめる艇です。
エンジンルーム内には、ヤマハ製(N10)MD628KUH 定格230馬力 MAX310馬力を発揮します。
船舶検査証記載寸法は、全長m 全幅2.75m カタログ寸法は実長11.1m 実幅3.2m 燃料タンク容量は約430Lです。
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