掲載艇は2000年モデルのヤンマーFX24BZ-IS、ウォークアラウンドでリアドア付きのフィッシングボートです。1996年モデルまでのFX24Zの後継モデルとなり、エンジンが定格出力72馬力は変わりません型式が4JH2-DTZとなっています。
また、キャビンやバウデッキ廻りの形状が変更され、キャビンは少し前方が広くなりスタイリッシュになっています。
この艇はブリッジ両サイドのデッキも広さがありフロントデッキとアフトデッキの往来がし易く、舷も高めなのが特徴と言えるかもしれません。
エンジンはヤンマー製4JH2-HTZ1は定格72馬力 MAX90馬力 ドライブはSZ110 燃料タンク容量は100Lでマルチドライブ付きでは有りません。
後期モデルンマーFX24BZⅡ-ISとは、エンジンが4JH3-HTZ1は定格85馬力 MAX93馬力と異なります。
ヤンマー船の最大の特徴は、ドライブがハイチルトになりチルトアップすると、ほぼ直角近くまで上がり、ベローズはほぼ全て、ドライブ本体の7~8割程度が水面から出るタイプとなる為、ほぼ船外機と同様に係留保管が可能となります。
船舶検査証記載寸法は、全長6.53m 全幅2.38m 実測寸法で実長約8.15m 実幅約2.45mです。
思いのほか広いキャビンも有り、現在でも2~3名程度でベイエリア等の近場での釣りに適しています。
エンジンルームも小型エンジンなのでスペースに余裕が有り、整備性が優れています。
購入検討される場合のワンポイント注意、ヤンマー船全般に言える事ですが、ディーゼルエンジンが優秀な為、燃費を気にせず1日中エンジンを掛けた状態で使われる事も多い様で、エンジン使用時間が多い物も有ります。
また、ハイチルトのドライブは係留保管時等でチルト作動を頻繁行う為か、経年劣化して来ると冬場等にゴム素材が硬化し、ひび割れ等が出る事も有る様です。
但しメンテンナンスの面でも国内なら問題無く、部品入手・整備対応出来る環境かと思います。
トップランシリーズは、フィッシングボートとして人気が有り、中でも24ftは一番の売れ筋で、売り物も多いので、ご自身のフィッシングスタイル等を考えると良いかと思います。
問い合わせが多い艇なので、売れ足が早く直ぐに行動に移さないと入手が難しい1艇です。