掲載艇は1995年モデルのヤマハUF28-S/Dはキャビン外観は、スタイリッシュで機能を充実させた本格的な中型フィッシングボートです。
UF28-S/Dには、機関系がヤマハ製とボルボ製の2種類有ります。
新艇時はヤマハ製エンジンのSX420KS搭載艇の方が、ヤマハ製エンジンの安心感や、価格的に差が無かった割に出力も高かった事から、売れ筋だった為、掲載艇のAD41P-A搭載モデルは数が少ない様です。
高い走行安定性、長い航続距離、耐候性や盗難等にも有効なキャビン後部扉、船内も居住空間を確保しており、上級者からビギナーまで操船がしやすいと評判で、見栄えが良いので根強い人気が有る艇です。
船舶検査証記載寸法は、全長8.29m全幅2.35m 燃料タンク容量170Lでエンジンはボルボ製AD41P-Aの定格出力は150馬力ですが、MAXパワーは200馬力です。
このAD41エンジンには、大きく別けると前期AD41A・中期AD41B・後期AD41Pが有り、見た目や出力は余り変わりませんが、冷却系・ピストン燃焼室形状等が改良変更され耐久性や出力特性等がアップしていると聞いています。
ヤマハ製SX420KSエンジンより定格で30馬力 MAX40馬力少ないですが、パワー感にそこまでの違いは感じられない様に個人的には思います。
燃費等のランニングコストの事を考えると、ディーゼルエンジンには大きな魅力があると思います。
ご興味を示される方も多いのではないかと思います。
購入検討される場合のワンポイント注意、UF28-S/DはUFシリーズの中でも使われ方がピンキリで、程度の良し悪しが顕著ですので、安価な艇には何かしらの問題が有る事が多い様です。
特に相応に年式が経っていますので、特に係留歴が長い個体は機関系を中心に状態確認が必要です。
エンジンボルボ製ADシリーズと同様に部品入手が困難なケースが出て来ており、有っても部品価格も上昇している様ですので、注意が必要な様です。
購入時、試乗し状態確認する事をお勧めします。
目次